子育てママの支援室 in USA #10

氷の森

先週の森 とても寒かったです
道は氷で覆われ 子ども達は歩く度に転びます
前に全然進めません

不格好なクリスマスツリーを子ども達はみつけ
『これ、運びたい!』と言います
棒でひっかけて ひっぱり
ビニールをつなげて ひもにして引っぱり
ツリーの枝をつかまえ ひっばり
子ども達は 一歩一歩進みます

子ども達100回ぐらい転んだと思います
子ども達200回ぐらい滑ったと思います
でも転んでも すべっても立ち上がります
そして一歩一歩進みます

子ども達のやる気に心打たれます
幼児期に限らず 人はこうあるべきじゃないのかな……
子ども達を見ながら思います
『やってやろうじゃないの!』やる気があるから前に進める
『こうやったら運び易い?』問題があるから
いろんな方法を考え答えを出そうとする
『ここ、持ってちょうだい』一人じゃできないから 
仲間に助けを求める
『重い……』言うは易く、行うは難しに気づく
『ここ、滑らないよ』雪の上を歩く方が歩き易いと気づく

子ども達 素晴らしい経験をしています
人生を切り開くって こういうことだと思います
難しいんだよ でもやらなきゃ始まんないんだよ

遊びにはこれから人生を切り開いていく子ども達の生きるために
必要な要素が沢山詰まっています

環境や時代もかわり、幼児期の子ども達が本当にやりたいことを
思う存分させてあげることが 今の時代は難しい
子どもの遊びの時間、挑戦できる時間、自由の時間が正当化されながら 

大人が子どもにやってほしいことをやる時間にかえられつつある
子どもの時間、遊びの時間、自由の時間をどう守っていくのか…
…常に考えています

子どもの時間、遊びの時間、自由な時間、大事な時間です

子ども達は
遊びながら学び、学びながら遊んでいます
一生懸命に熱いんです

純粋な熱い想いって 伝わってくる
熱い姿って 応援したくなる

がんばれ!がんばれ! 子ども達! 
そのまま ゆっくり ゆっくり 大きくなれ! 心から思います

大きく育て!子ども達! 元気に育て!子ども達!
聖マタイルーテル日本語幼稚園 子ども達の成長日記

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