子育てママの支援室 in USA #2

はい どうぞ

たくさんの花があちこちに咲いているこの季節。かわいいお花を見つけては「はい、どうぞ」とお母さんにプレゼントをしてくれる子供たち。きっと、お母さんも「わーきれいなお花。ありがとう」と言ってお花をいつも受け取っているのではないでしょうか。

でも、茎はなく花の所だけ取ってきたものや、つぼみの先っぽだけだったり、一見ごみのようなものだと、「ありがとう。うれしいな」なんて言いながら、受け取るだけ受け取り、その辺りに置いておき、子供が忘れたころに、そのしおれた植物を捨ててしまうことの方が多いでしょう。

でもこの前のクラスの時に、何気なく、子供からもらった菜の花の先を水につけてみました。すると、次の日、なんと花が咲いたのです。もらった時からしおれていて、どう見ても花が咲くようなものではなかったのに、水につけただけでどんどん元気になり、花まで咲かせました。

花が咲いたことを知らせてあげると、お花を持ってきてくれた子は大喜び。次の週のクラスでは、クラスのみんなが「この前の○○ちゃんのお花咲いたんだって」と花の画像を見ながら大盛り上がり。「なんていうお花かな」「こんなにたくさんつぼみだったんだね」「調べてみようよ」など子供がもってきた植物の先っぽからこんなに話題が広がるんだなと改めて思いました。

今まで、そっと捨てていた子供たちからのプレゼント。その日以来、もらったお花や葉っぱ類は全部お水につけています。大人が大切な人に花束をプレゼントするように、子供たちも大好きな人に見つけたお花をプレゼントしています。大人からみると5分後にはしおれてごみになってしまう植物も、大人の対応次第でとってもすてきな部屋のインテリアになります。

お子さんに「ママ はい どうぞ」と植物をプレゼントされたら、ぜひ小さな入れ物に水を入れてそこにそのプレゼントを入れてみてください。きっと親子で今まで気が付かなかった発見があると思います。

大きく育て!子ども達! 元気に育て!子ども達!
聖マタイルーテル日本語幼稚園 子ども達の成長日記

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