子どもは歩く 子どもは学ぶ
よし、いこう!
はりきって子どもたちと森を歩きます
がぼがぼ長靴がかわいい……とことことこっと、みんな歩くペースが違います
歩いては立ち止まり、座り込み、地面とぐっとにらめっこ
ゆっくりでいいんですって言っている私も『おーい!おやつの時間だよ~!』
『母ちゃん迎えに来ちゃうよ~!早く~!』とついついせかしたくなっちゃいます
一番小さい花ちゃん
森ではいつもお友達を追いかけるように一番最後から歩いています
花ちゃんはいつも歩いては立ち止まり、お花や葉っぱを集めています
今日は珍しく私の手を取り、お喋りしながら森を歩きます
ずっと後ろにいる男の子たちはまだまだ追いつきそうにもありません
『花ちゃん、男の子たち遅いね。なんで遅いのかなぁ……』
すると花ちゃん、
『テンテー(先生)、みんな森が楽しいの。
きれいな石とか葉っぱとか集めたくなっちゃうんだよ。だから遅いの。』
あぁ!そうか……!小さな花ちゃんが教えてくれた子どもの森の楽しみ方
大人の私……当たり前のこと忘れてた
今流行の万歩計ウォッチみたいな、
いっぱい歩きましょー!なんてことを子どもたちは求めてないし、
それが目的で森に入る訳でもない
森には感動があり、学びがある
何であるのかを考える
だから森を歩きます
教育学者であるコメニウスの言葉
『子どもが自然に対面した時、まず第一に目で見るものは視覚を、耳に
聞こえるものは聴覚、そのほか味覚、臭覚、触覚の五感の全てを動員して、
その自然を受け止める。そのような感覚を通した認識こそ、より正しく、
確実であり、最も記憶できる』コメニウスJ.A
子どもたちの散歩道
喜びと学びに富んだ森歩き
今度子どもが道でしゃがんだら、私も一緒にしゃがんでみよう……
きっと何かが見えてくるはず……次の森の散歩が楽しみです
大きく育て!子ども達! 元気に育て!子ども達!
聖マタイルーテル日本語幼稚園 子ども達の成長日記
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