2011年4月からワンワールドのパートナーとして共同事業を開始した日本航空(JAL)とアメリカン航空(AA)。コードシェア提携を通じ、JALは北米でのネットワーク、アメリカン航空は日本・アジアへのネットワークを年々充実させている。今回は両社の国際線ビジネスクラスサービスをメインに、旅の思い出の一部とも成り得るラウンジでの時間や最新シートの快適さ、そして客室乗務員の温かいおもてなしなども紹介しつつ、共同事業を通じた上質な空の旅をレポートしよう。
利用者にとってありがたいのは、共同事業により行きはアメリカン航空運航便、そして帰りはJAL運航便など、両社のフライトを組み合わせた旅程が組めることだ。さらに各ゲートウェイ都市からその先の目的地へもよりスムーズな乗り継ぎが実現する。またJALマイレージバンク、またはアメリカン航空のマイレージプログラムAAdvantageの会員は、それぞれ両社のフライトを利用することでマイルが加算でき、ためたマイルはもちろん両社の特典航空券に交換できるのも魅力だ。アメリカン航空のシカゴ=成田線と、今年11月で開設1周年を迎えるJALのダラス・フォートワース=成田線。それぞれボーイング787ドリームライナーに最新シートを搭載し、ひとクラス上の快適性を追求している。今回の旅ではそんな両社の共同事業の強味を活かし、往路をシカゴ発AA153便で、復路を成田発JL012便を使ってあえてシカゴ行き直行便を選ばず、ダラス経由で帰ってくる旅程を組んでみた。
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