「泥んこキャンプ」』遊ばせてよかった!遊び=心の学習
子どもが子どもらしく遊べるように、の願いを込めて始まった泥んこキャンプ。毎年4歳から小学1年生までの子どもたちの笑い声がシカゴの青い空へ響き渡ります。泥んこキャンプでは子どもたちが主体となって遊びを広げていきます。「ぴかぴか光る泥団子が作りたい!」「砂場で自分より大きなお山を作りたい!」「竹馬を乗れるようになるぞ!」など、子どもたちの『挑戦したい!』の気持ちをスタッフは見守り、サポートします。
今年小学1年生になったゆうじ君(仮名)のお母さん。申し込む前は「小学生になったから幼稚園の延長のような遊びはつまらないのかな」と思っていたそうです。でもキャンプ最終日の前夜、ゆうじ君が「お母さん、キャンプ楽しかったよ。小人探しも泥団子も全部楽しかった。明日で終わりなんて嫌だよ。」ととめどなく語ってくれたそうです。そんなゆうじ君を見てお母さんは「環境が変わってなかなか遊べる時間がなかったけれど、泥んこキャンプの一週間で本当に楽しい思いをしたのでしょうね」と話してくれ、今のゆうじ君にとっての遊びの重要さを改めて感じたそうです。
小学生になると、急に忙しくなってしまう子どもたち。でも、いくつになっても遊ぶことはとても大切なんです。「このキャンプは、ただ遊ぶだけなんでしょ?」と言われてしまうこともよくあります。そうです!遊ぶから楽しい経験もできるし、つらい経験もしてもそこから学ぶ。遊ぶから友達もできる。友達と遊ぶから信頼関係も生まれ、仲間ができる。仲間がいるから助け合うことを学ぶ。スタッフが用意したアクティビティーや教科書からは学べない大切な経験を身をもって体験し、それを心に蓄えるのです。毎年、子どもにとっての「遊び」=心の学習なんだなとしみじみと思います。キャンプ前とキャンプ後の子どもたち、本当に一皮むけて大きく成長しているんですよ。
子どもたちは夏のひまわりのように目標に向かいながらどんどん成長していきます。友達と共に泣いて笑って、喜びや悲しみを共に分かち合った泥んこキャンプ。ゆうじ君のように「あの時は楽しかったな」とふと思い出せる素晴らしい思い出をたくさん経験させてあげたいです。
今年の泥んこキャンプは7月31日から8月4日です。まだ若干名空きがあります。詳しくは聖マタイ幼稚園HPをご覧ください。
大きく育て!子ども達! 元気に育て!子ども達!
聖マタイルーテル日本語幼稚園 子ども達の成長日記
<聖マタイ>
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