女性なら誰しもダイエットの経験があるのではないでしょうか?けれど極端なダイエットは冷え性、代謝が悪くなる、生理不順、不妊などの原因になる危険があります。痩せるのはおまけ、くらいの気持ちで健康のために正しい食生活の習慣を身につけたいものです。自分の体は自分が一番良く分かるはず。何をどう食べたら調子が良くなるのか、あるいは悪くなるのか、ぜひいろいろ試してみてください。小麦粉をやめてみたら体調がいい、実は乳製品が合っていなかった、ということもよくあります。人間の歯は穀類、野菜などを主に食べるような構造になっており、肉食動物の歯の構造とは違っています。動物性たんぱく質を減らし、野菜、果物をたくさん食べることはダイエットにも健康にも効果的です。また、食べる順番を変えるだけでもダイエット効果があるそうです。空腹時にいきなり炭水化物を体に入れると血糖値が急に上がり脂肪を蓄えてしまうため、最初に野菜類あるいは汁物、次にたんぱく質、最後に炭水化物の順番で食べるようにしましょう。この食べ方は糖尿病の方にも良いそうです。プチ断食は悪い食生活のリセットや体のクレンズに効果的です。
東洋医学では食べ物の陰陽を考慮した食生活を推奨しています。食物の陰陽なんて難しそうと思われるかもしれませんが、日本で昔から言われている「身土不二」、その土地で採れたものをその季節に食べると考えたら簡単です。基本的には暑い所で採れるパパイヤ、マンゴーなどのトロピカルフルーツは全て体を冷やす働きがあります。夏に取れる野菜、トマト、きゅうり、スイカなども同様です。逆に寒い季節に採れる野菜は体を温めてくれます。スーパーには季節を問わずいろいろな野菜、果物が売っていますが、旬を意識して買い物してください。自分に合った食べ物を規則正しく適量に、けれど時にはご褒美で好きな物を食べて健康で過ごしましょう。
<Yuko Yamamoto>Licensed Acupuncturist
Holistic Acupuncture of Oak Park
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