日本人が経営する日本料理店に地元の高校生が訪問

アメリカにいながら日本文化を学ぶ野外授業

12月8日、日本料理店うまかもん(Rolling Meadows)にて、Oak Park and River Forest High Schoolの日本語クラスの学生を招き、食育の野外授業が行われた。
担任の嶋崎先生曰く、教室の中だけではなく、社会の場において見聞きすることは、生徒たちにとっても新鮮であり、印象に残る経験をしてほしいとの思いで、秋田県の高校と交換留学をはじめ、日本祭りや、日本人経営者の協力のもと様々な野外授業を通して、教室で学べないことを校外で触れながら日本文化を学んでいるとのこと。
今回、うまかもんでご用意していただいたのは、太巻き弁当とベジタリアン弁当の2種類と、鶏のから揚げ、ハンバーグ。生徒たちは食事を始める前に、ラムネを使って乾杯の音頭を体験。店内に響き渡るような大きな声で乾杯をした。
彼らはクラスメイトと談笑しながら日本食を楽しみ、ときおり彼らから日本語で質問をされたが、苦戦しながらも学習した日本語を積極的につかって話してみようとする印象を受けた。
また普段から日本食を食べ慣れているようで、箸を上手に使っていた。「好きな日本食は何か」と尋ねてみたところ、お寿司、ラーメン、餃子、たこ焼き、そぼろ、きつねうどんなど日本食のメニューにも詳しい様子だった。
うまかもんオーナーの木森氏は、今後このような機会(学生たちや地域との交流)をさらに増やしていきたい、と話していた。