着物と遊ぼう、和に暮らそう。Vol.9

年末のお礼と年始のご挨拶

こんにちは。g to yの大藏優子です。皆様お元気ですか?
2020年、令和2年になりました。
Kujira repの佐智子さんと交互に発信させていただいておりますこのコラム、本年もよろしくお願い致します。

まずは昨年10月末にシカゴのJapanese Culture Centerで開催したワークショップ『お正月飾りを創る会』に参加して下さいました皆様、及びお世話になりました皆様に改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。そしてお飾りをお買い求めくださいました皆様も、誠にありがとうございました。
昨年末は日本での販売やワークショップも含め、過去最大数のお飾りを創作しました。
それぞれのお宅でお楽しみいただけていたらいいなあと思っております。

さて、新年明けまして早々、横浜そごう美術館での樹木希林さんの『遊びをせんとや生まれけむ展』に行って参りました。
希林さんのお写真や映像などはもちろん、愛用品やご自宅の調度品、直筆のお手紙、さらに、素敵なお着物のコレクションなどなど、すぐそばに希林さんがいらっしゃるような、なかなか見応えのある展示でした。

希林さんの審美眼で選ばれた質の良いごく少数の日常品には遊び心、創意工夫がいっぱいで、ひとつひとつのものが生きていました。帰宅して自分の日常を見渡した時に、ああ、これはずいぶん改良の余地があるなあと思いました。
そんなわけで私事ではありますが、1月はひたすら片付けをしております。
片付けという作業を通して、片づけているのはモノだけではなく、心のありようにも影響があることに気づきました。こうして「片付ける」、「整える」ということが1月の私のテーマになりました。まだまだこのテーマは続きそうです。

今年も皆様にとって素晴らしい一年になりますように。

文・写真/大藏優子

<筆者 infomation>
福井佐智子
Kujira Japanese art & craft community 代表
シカゴ和風倶楽部、阿波踊りシカゴ美湖連等の活動に参加。
生き物を愛し、捏ねないパンを焼きます。
【website】kujira.weebly.com 
【Instagram】 @kujirarep
【Twitter】@kujirarep

g to y 大藏優子
日々庭仕事をしながら草花と暮らし、着物をほどいて和小物の創作をしています。
世界をきょろきょろ見渡しながら、日本人が持っている美意識や四季を楽しむこと、日々の暮らしを慈しむことを大切にしている二人です。
【Instagram】@gtoy_design
【Facebook page】@gtoy.design