着物と遊ぼう、和に暮らそう。Vol.10

『続・着付け自主トレ部 – Kimono meetup – 』

 こんにちは、Kujira Japanese Art & Craft Community(以下コミュニティー)のオーガナイザー、福井佐智子(以下くじらレップ)です。くじらレップとコミュニティー参加作家で、素敵な和の暮らしのチームリーダー、g to yが交互に月一回、シカゴでも楽しい着物遊びや日本直輸入のスタイリッシュな和ものの話をお届けしています。
 前回樹木希林さんの展示にインスパイアされたg to y優子が「1月はひたすら片づけをしている」と語っていましたが、実はg to y、先週末2/22-2/24に開催された初の個展 @インペリアルギャラリー in 横浜 の準備にも忙しく携わっておりました。
タイトルは「ミモザのころ」。
 ミモザと言えば、母の日のブランチをお洒落に彩るオレンジジュースのカクテルや、それより早い時期、3/8にはInternational Woman’s Dayでイタリアの男性から女性へ送られる黄色いミモサの花で印象的ですが、g to yの「ミモザ」っぷりも実は中々凄いんですよ。
 明るくて強い‐イタリア人に「女性」を連想させた春を呼ぶ花で創作されたリースやスワッグの話、またゆっくり聞いてみたいですね。
 さて、10回目の今日は『着付け自主トレ部 – Kimono meetup – 』(以後自主トレ部)の続編です。昨年末にお楽しみ会と称していつもの着付け練習に加えネットで話題の「箪笥開き」や「お譲り会」も全部やってみちゃおうと言う事で欲張って開催しました所、お陰様でいつもより多くの方に足をお運びいただく事ができました。
 “自主トレ部”の割に参加費($5)をいただいているので、何かそれに見合う内容をと考えていましたが、「箪笥開き」でお着物の話をしている間に「お譲り会」で不用品の始末ができれば「あー、これだけで参加して良かったな。」となりそうですよね。因みに、参加費の大半は場所を提供していただいている、Bujinkan Roselle DojoやJapanese American Service Committee (JASC)にお礼として納めさせていただいております。
 と、そんな訳で、2020年は第1回目よりミックスコンボの着付け自主トレ部を展開させていただいております。次回3月の予定は3/21(土)。ミモザ色の着物が着たくなったくじらレップよりご案内でした。

【左上】コミュニティー参加作家Noriko Aizawa Buckleさん(写真家)とそのお母様手作りの羽織を着せていただくくじらレップ【右上】シカゴでも多くの方が気軽に着物ファッションを楽しんでおられる様子【右下】恐らくシカゴ界隈で一番深い部類の着物沼から個性溢れる不要着物を沢山お持ち下さった、シカゴ和風倶楽部団長Mayumi Lakeさん【左下】Norikoさん、お引越しが理由でビンテージからタオルハンカチまで貴重なコレクションを出血大サービス

文・写真/福井佐智子

<筆者 infomation>
福井佐智子
Kujira Japanese art & craft community 代表
シカゴ和風倶楽部、阿波踊りシカゴ美湖連等の活動に参加。
生き物を愛し、捏ねないパンを焼きます。
【website】kujira.weebly.com 
【Instagram】 @kujirarep
【Twitter】@kujirarep

g to y 大藏優子
日々庭仕事をしながら草花と暮らし、着物をほどいて和小物の創作をしています。
世界をきょろきょろ見渡しながら、日本人が持っている美意識や四季を楽しむこと、日々の暮らしを慈しむことを大切にしている二人です。
【Instagram】@gtoy_design
【Facebook page】@gtoy.design

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