『シカゴの阿波踊りグループ美湖連』
こんにちは、Kujira Japanese Art & Craft Community(以下コミュニティー)のオーガナイザー、福井佐智子(以下くじらレップ)です。
くじらレップとコミュニティー参加作家で、素敵な和の暮らしのチームリーダー、g to yが交互に月一回、シカゴでも楽しい着物遊びや日本直輸入のスタイリッシュな和ものの話をお届けしています。
前回は未曾有の新型コロナウィルス感染拡大で世界中が非常事態にある中、日本の誇る「かわいい文化」の第一人者、竹久夢二の話でg to y優子よりほっこり元気をいただきましたが、残念ながら記事の公開より約2ヵ月たつ今もなお予断許さずな状況ですね。とにもかくにも皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。
さて、連載12回目の今日はせめて気分だけでも夏らしく!という事で、シカゴの阿波踊りグループ【美湖連】を紹介させていただきます。前々から私のプロフィールにあるキーワード“阿波踊り”が気になってしょうがなかった方もおられるのではないでしょうか。何を隠そう、着物が着たいばかりに参加いたしました。やはり全てのモチベーションが着物を着ることに通じているのですね。我ながら凄い執念です。
当時の連長が、そんな下心があっても「阿波踊りを踊って良い!」と言ってくださったので調子に乗って始めた訳ですが、踊り全般にまるでセンスなしの私には中々難しい代物です。それでも素敵なお仲間との交流や、祭りの舞台で踊った後の達成感でへっぽこながら続いております。
美湖連結成5年目の夏は本場徳島の阿波踊りすらキャンセルを余儀なくされ、世界中の祭りという祭りがほぼ自粛状態のまま過ぎ去ってしまいそうですが、冬の間にシカゴ双葉会日本語学校の小学2年生と2コマも使って一緒に踊ったり、Oak Park River Forest高校のJapanese Festivalにあの司太鼓とコラボで出演させてもらったりと、上半期だけでも楽しい思い出ばかりでした。
明けない夜はない!という事で、阿波踊りもまた来る晴れの日に。
そろそろ練習も再開されそうなので興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。シカゴで阿波踊りも乙なものでございますよ。

2016年7月 始めて美湖連のパフォーマンスを体感した日。嬉しい事に殆どのメンバーが今でも一緒に踊っています。Japanese Summer Festival in Anderson Japanese Gardens
美湖連 HP: https://mikoren.org/
<筆者 infomation>
福井佐智子
Kujira Japanese art & craft community 代表
シカゴ和風倶楽部、阿波踊りシカゴ美湖連等の活動に参加。
生き物を愛し、捏ねないパンを焼きます。
【website】kujira.weebly.com
【Instagram】 @kujirarep
【Twitter】@kujirarep
g to y 大藏優子
日々庭仕事をしながら草花と暮らし、着物をほどいて和小物の創作をしています。
世界をきょろきょろ見渡しながら、日本人が持っている美意識や四季を楽しむこと、日々の暮らしを慈しむことを大切にしている二人です。
【Instagram】@gtoy_design
【Facebook page】@gtoy.design