【第295回】エクアドル

大海で泳いでいたゾウ亀A君
 南米のガラパゴス諸島で、大海で泳いでいるゾウ亀に出会った。ダーウィン研究所で沢山のゾウ亀を見てゴムボートで停泊汽船に帰る途中のことだった。大きなゾウ亀が首をもち上げ、ボート上の我々に注意深く目を配りながら泳いでいるのだ。時としては水中に身体を沈め、また浮き上がっては泳ぐ。体長1メートルはあろうか。水面に首を出し、用心を怠ることのないその姿と表情には緊張が伺われる。かつて出会った危険な体験を思い出したかのような真剣な眼差しだ。

【第294回 】DFW空港・アメリカ

わがふるさとCincinnatiへ行って来た。連日友人と旧交を温め、大学院時代の恩師や新聞記者だった友人Dawnと、かつて映画レインマンの舞台になったPompiliosで食事をしたり、等、予期せぬ邂逅もあり、もちろん超楽しい里帰りだった。が、帰国の日にさらに面白い出来事があったので紹介したい。筆者の帰国ルートはシンシナティ-DFW(ダラスフォートワース)-成田だった。

【第293回】地球放浪中間報告

アメリカの詩人、メイ・サートンは:「老いて生きることの意味は、若者に手を貸す喜びをもてるようになること。そういう変化と成長の中にこそ人生の『冒険』はあるのだ。」と言う。筆者は母校の鳥取県立米子東高校の高校生アメリカ短期留学をささやかながら支援しており、今年も留学が終わって感想文を送って頂いたので、今回はこの5人のアメリカ短期留学報告を筆者の地球千鳥足に替えさせていただこう。素晴らしい報告だ。

【第292回】小川地球村塾大盛会

先頃第16回小川地球村塾Partyを開いた。日本を代表して長くユネスコに携わってこられ、「ユネスコと歩いた50年」の著書のある野口昇氏を講師に迎えてしっかり学習をし、アメリカからの客2人、MikeさんとLisaさんともども40人以上の参加者が楽しく交流した。

【第291回】アメリカ

またまたアメリカへ。アメリカは今年3回目かな?目的は、「20年住んだCincinnatiの友人たちにこんどこそ『さよなら』を言ってこよう」だった。「G様(癌)で手術入院するからにはそうそうアメリカに戻れないだろう」と。連日会えるだけの友人と食事をしつつ別れを惜しんだ。

【第290回】多国の都市

希を過ぎてからも夫婦が多くは別々に、時には一緒に、日本、USAと住み、その上2人の子どもも別の所に住んでいた関係上、学校の休み等、互いの都合に合う待ち合わせ場所を決めてデートし、そこから一緒に目的の観光地を訪ねた。

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